おつかい通信

GoTo商店街in奈良

GoTo商店街とは?

経済産業省が実施するGoTo商店街事業は3密対策等の感染拡大防止対策を徹底しながら、
商店街がイベント等を実施することにより、周辺地域で暮らす消費者や生産者等が
「地元」や「商店街」の良さを再認識するきっかけとなる取組を支援したサービスです。

各地域で、消費者や生産者との接点を持つ「商店街」が、率先して「地元」の良さの発信や、
地域社会の価値を見直すきっかけとなる取組を行い、
地域に活気を取り戻していくことを通じて商店街の活性化につなげることがねらいです。

奈良市内3商店街(東向商店街、小西さくら通り商店街、もちいどのセンター街)が
GoTo商店街 in Naraを2020年11月14日~2021年1月31日まで行いました。
「GoTo商店街 in Nara」は、国の新型コロナウイルス対策支援事業。国内外の観光客を対象にしていた3商店街が連携し、再び地域住民に愛されるための企画を申請、採択されました。
「GoToプレイ」「GoToショッピング」「GoToデリバリー」の3イベントを展開しました。

おつかい楽々便は各商店街の商品をカタログで選び、
スマートフォンや電話で注文すると、手数料無料で希望日時に届けられるサービスです。
高齢者や買い物弱者の多くの手助けに繋がりました。

商店街紹介

東向商店街

奈良での待ち合わせ場所で知られる近鉄奈良駅前の行基(ぎょうき)広場。行基広場を抜けると、奈良市の旧市街を代表するアーケードの商店街「東向商店街 (ひがしむきしょうてんがい)」があります。
世界遺産の興福寺や奈良公園も近く、老舗店が並ぶ商店街は奈良の“おもてなしの心”が感じられる商店街。最近では土産物店や老舗店と並んでおしゃれなカフェや雑貨店も増えており、小西さくら通りやもちいどのセンター街と並んで、名実ともに奈良を代表する商店街となっています。

東向商店街画像

小西さくら通り商店街

小西さくら通り商店街は奈良の玄関口で奈良市旧市街で地元市民向けの食品、生活用品、衣料品を売る商店が多い商店街です。
また小西さくら通り商店街は最も人通りの多い商店街の為、安心してお買い物や通行していただけるよう、天然石の街路舗装に街路灯を設置しています。

さくら通り商店街画像

奈良もちいどのセンター街

奈良で一番古い商店街といわれる、もちいどのセンター街は歴史的スポットが点在。
近鉄奈良駅から、南へ300mほど下ると「ならまち」があり、そこにつながる商店街が「奈良もちいどのセンター街」です。約250mの街並みには歴史スポットも点在するのに加え、年間を通して様々な催しや、インキュベーション施設などの新しい取り組みも実を結んできており、いつも活気にあふれています。

もちいどのセンター街画像

商店街の取り組み

スマホ1つで商店街の商品の注文ができるお使い楽々便。
自身で買い物に行けない方向けにおつかい楽々便で買い物弱者の手助けへ。
商店街の活性化、買い物に行けない方の手助けになるサービス「おつかい楽々便」

おつかい楽々便について

おつかい楽々便 おつかい楽々便
お届けエリア

お届けエリア

  • 北 ▶ 一条通り
  • 東 ▶ 天理線(国道169号)
  • 南 ▶ 市内循環道路
  • 西 ▶ 市内循環道路 及び 船橋通り
  • 各道路の内側(地図点線内)

導入インタビュー

01

一人暮らしの若者世代や外出が困難な
お年寄りの身近な存在へ

新型コロナウイルスの影響を受けた商店を支援する「GoTo商店街 in Nara」のサービスとして取り組み開始しました。

東向商店街、もちいどのセンター街、小西さくら通り商店街が一致団結して、GoTo商店街in奈良の大きな新サービスのおつかい楽々便をスタートしました。

商店街ならではの「出前配達」の新スタイルのサービスのおつかい楽々便は一人暮らしの若者世代や外出が困難なお年寄りの方に利用して頂きたいサービスです。

高齢者を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方(いわゆる「買い物難民」、「買い物弱者」、「買い物困難者」)にお使い楽々便を利用して、買い物を楽しんで頂きたいと思っています。

奈良商店街 奈良商店街
02

お客様の笑顔が今後の活力に
さらなるサービスの向上に向けて

お客様におつかい楽々便を利用して頂いて、初めて注文が入った時は嬉しかったです。喜んだ顔を直接見られた事は今後の活力にもなりました!

おつかい楽々便に登録する際に手間があり、実際の導入や実装までに時間が掛かっている時もありました。

システムの向上・オペレーション対応効率向上によって買い物に行けない「買い物弱者」の身近な存在になれた事はこのサービスを始めて良かったと感じています。

注文イメージ
03

商店街のビジネスモデル構築へ

今回のおつかい楽々便のビジネスモデルを他県の商店街の方にも活用して頂きたい。
また、今回の経験を活かして今後も高齢者が地域の人々と触れ合える場所を提供していきたい。「地域とのつながりやコミュニティを大事にしながらサービスを提供する」事は、地域に密着している商店街だからこそできる事であり「買い物弱者」に寄り添っていきたい。

それぞれの商店街には、「ポケットモンスター」の人気キャラクター「ピカチュウ」の生みの親で知られるデザイナー、にしだあつこさんが春日大社に奉納した「はるちゃん」と「はくちゃん」のイラストが描かれた大型パネルを設置しました。

是非、奈良市内3商店街に足を運んで下さい。

奈良商店街大型パネル

おつかい楽々便の効果

課題

  • 買い物に行きたいけど、誰かに頼まないと買い物に行けない
  • いつものお店のお気に入りを注文したい
  • 商店街の商品が何があるか分からない

解決

  • 電話やスマホで楽々注文が可能!
  • お店には行けないけど、お気に入りの商品を随時注文が可能!
  • 商店街の商品を一覧で見る事ができる!

ネットのおつかいが
使われています

ネットのおつかいについて

「ネットのおつかい」は、買い物弱者の対策と地域の商店街の活性化の切り札として、地域経済の発展と地⽅創生に貢献いたします。
チラシを見ながら買いたい商品があれば、スマホカメラでチラシの写真を撮る。たったこれだけで注文が出来ます。
チラシを見ながら楽しくお買い物、これが「ネットのおつかい」です。

システム利用料は、購入者の配達手数料から頂きますので店舗側では発生しません。したがって購入が無い場合は、月々の費用は発生しません。

ネットのおつかい

JGSOは情報技術で優しい社会の実現をお手伝いします。
社会の花形は、農業、漁業等の一次産業とメーカー等の会社も含めて、生産者(ものづくり)です。
その物を届ける作業(物流)を支える為のシステム開発を中心に行って来ました。
その為のツールとして「ハンディ・マネージド・サービス」も提供しています。